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フリーランスエンジニアはきつい?需要と実態、生存戦略を徹底解説

近年、技術の進化と共に、フリーランスエンジニアの働き方が注目を集めています。

しかし、この自由な働き方がメリットだけではないことも事実。

この記事では、フリーランスエンジニアの需要、実態、そして生存戦略について深掘りしていきます。

フリーランスエンジニアの需要

フリーランスエンジニアの需要

フリーランスエンジニアは飽和している?

技術の進化に伴い、フリーランスエンジニアの市場も変化しています。

一部では飽和状態にあるとの声も聞かれますが、実際には需要と供給のバランスがプロジェクトの種類や技術の専門性によって異なります。

特定の技術領域、例えば人工知能やブロックチェーンなど、高度な専門知識を要する分野では引き続き高い需要が見込まれています。

各言語別の案件数推移

代表的な言語について、現在の案件数と単価についてご紹介します。

PHP

出典:フリーランススタート

私がお世話になっているPHPは日本国内では大体2,3番目に案件が多い言語です。

単価は他の言語と比べると見劣りしますが、フリーランスという立場から見ると単価の高さよりも案件がたくさんあった方が安心です。

度々オワコン説が囁かれるPHPですが、その人気はいまだに根強く、全世界的に人気なフレームワークLaravelの存在がPHPの人気に拍車をかけているように思われます。

今後爆発的に需要が高まったりすることはないでしょうが、激減するようなこともまず考えられないので、難易度的に考えてもPHPはおすすめの言語です。

フルリモート案件が多いのもPHPの特徴なので、フリーランスになりたい人には特におすすめの言語です。

Python

出典:フリーランススタート

近年AIの隆盛によって注目を浴びているのがPythonという言語です。

Pythonは汎用プログラミング言語と呼ばれており、webやAI、解析などなんでもできる言語の割には習得難易度が比較的低いことから未経験からエンジニアになる人におすすめできる言語です。

現在はPHPに比べて案件数が少ないですが、年々増加傾向にあり、今後も更なる需要が見込まれているため将来性が非常に高い言語です。

Pythonを極めることができれば引く手数多なので、学習する言語を迷っている人にはPythonをおすすめいたします。

Ruby

出典:フリーランススタート

日本人が生み出した、読みやすく書きやすい、プログラミング初学者におすすめの言語です。

案件数は少なめですが、Rubyは短期間の開発が可能なことからスタートアップやベンチャーからの人気が根強いです。

フロントエンドも絡めれば他の言語よりも高い単価を狙えるので、単価を重視している方におすすめの言語です。

Java

出典:フリーランススタート

いつまでもなくならない老舗言語です。

学習難易度は高めですが、その代わりJAVAを使える人は他の言語の習得も容易と言われています。

案件数もトップレベルに多いので、一度身につけておいて損はない言語です。

学習難易度に比べて単価が低めなので積極的にはおすすめできませんが、需要はかなりあるのでフリーランスになって食いっぱぐれたくない人におすすめの言語です。

現役フリーランスエンジニアの実態

現役フリーランスエンジニアの実態

こんな現場はやめた方がいい

私の経験上、下記の状況の案件はすぐに抜けた方が良いです。

  • タスクが枯渇している
  • スキルアップできる環境ではない
  • 生理的に無理な人がいる

一つずつ解説していきます。

タスクが枯渇している

案件に採用された以上、必ず何かタスクがあるはずだと考えている方もいらっしゃるでしょう。

ほとんどの場合、というかそれが当たり前なのですが、当てはまらない現場もあります。

私の場合、タスクが少しずつしか生まれず、開発メンバーで割ったら確実に暇な人が出てくるという期間が1ヶ月ほどありました。

「え?暇ならラッキーなのでは?」と思われた方はフリーランスには向いていないかもしれません。

たかが1ヶ月と思うかもしれませんが、スキルアップの観点で言うと1ヶ月はかなりのロスです。

もちろんタスクを生み出すこともエンジニアにとって重要なスキルです。

私もリファクタリングや業務フローのwiki化などやれる事をやってこの期間を無駄にはしませんでしたが、リファクタリングの必要がなく業務フローがしっかりある現場だったらあの期間をどう過ごしていたのだろうと思うとゾッとします。

忙しすぎるのも嫌ですが、暇すぎるのもかなり精神にくるものがあるのでお気をつけ下さい。

スキルアップできる環境ではない

今いる現場でスキルシートにプラスアルファできる要素があるかどうかは非常に重要です。

ただ経験年数を増やすだけの現場であれば今すぐ抜けた方が無難でしょう。

長く勤めた割には経験年数以外にスキルシートに追加できる要素がない...となった時の絶望感は中々想像しづらいかもしれませんが、とにかく心の中が焦りでいっぱいになります。

案件を決める際には、どんなスキルを伸ばしたいのか明確にエージェントに伝えるようにしておきましょう。

生理的に無理な人がいる

人間誰しも苦手な人種はいるものです。IT業界は特に個性的な人間が集まりやすい印象があります。

というかたくさんいます。

私の場合はずっと眠たそうな喋り方をする人がどうしても苦手です。

一時期そういう人と一緒の現場になったことがあったのですが、その方はあまり勤務態度がよろしくなくすぐに現場を退場することになりました。

人の不幸を喜ぶべきではありませんが、あのまま残って一緒に作業していた未来を想像するだけで憂鬱になってしまいます。

どうしても我慢ができず、過度なストレスを感じるようでしたらまずはエージェントに相談して、それでも解決しない場合は思い切って現場を退場してしまいましょう。

フリーランスの特権を存分に活かして下さい。

フリーランスエンジニアの生き残り方

正社員になる

一部のフリーランスエンジニアにとっては、正社員としての安定した職を求めることも一つの選択肢です。

エンジニアの35歳定年説が囁かれる中、フリーランスで生き残り続けるのは簡単なことではありません。

厳しいようですが、スキルアップにフォーカスできない人は早めに正社員への道を模索した方が良いでしょう。

自社サービスのエンジニアであればそのサービスの専門家になれば良いので、フリーランスのように技術に貪欲でなければいけないという強迫観念からも解放されることでしょう。

フリーランスから正社員に転向するのであれば、エージェントは【Tech Stars Agent】がおすすめです。

IT系を専門にしているのは当然ですが、Tech Stars Agentは転職した方の「入社後早期離職率0.45%」を成果として公表しています。

これは業界平均で見ても高い水準であり、エンジニアが自分にマッチした企業に転職できる率が高いという証左でもあります。

転職回数の多さは面接においてマイナス要素になる可能性が高いです。1度の転職で希望の企業に入れるようにエージェント選びは慎重に行いましょう。

スキルを磨く

フリーランスとして生き残るには、「ある分野においては誰にも負けない」と言えるくらいのスキルを身につけなければいけません。

ここで重要なのは、浅く広くできることではなく、狭く深くできることです。

「PHP、Ruby、JAVA、C#、Swiftの開発できます」という人と、「言語がPHPであれば、インフラ構築からリリースまで一人でできます。」という人。若い時に幅広い案件に参画できるのは前者ですが、50歳になっても活躍できるのは圧倒的に後者です。

年収的にも後者は軽く1,000万円を超えてきます。

若い内はいろんな言語に触れることも重要ですが、50歳になった時の自分が困らないようなスキルセットを今のうちから用意しておきましょう。

過度なストレスがかかる現場はすぐに抜ける

フリーランスが最も恐れるべきは体調不良です。

2,3日で治るようなものであれば心配する必要はありませんが、何ヶ月もお休みが必要な病気になってしまうと生きていくこと自体が危ぶまれます。

ではどうやって病気のリスクを軽減するのか。それは、なるべくストレスのかからない現場で仕事をすることです。

ストレスは様々な病気を引き起こす誘因です。私自身もストレスをきっかけにバセドウ病という病気を発症しました。

幸い、毎日の服薬により問題なく日常生活を遅れていますが、うつ病などになると仕事の継続も難しくなってしまうのでストレスはなるべく排除するように心がけましょう。

私は下記の事柄に当てはまる現場はすぐに抜けるようにしています。

  • 生理的に無理な人がいる
  • 過度な労働を強いてくる
  • 口調が乱暴

これらは私の個人的な条件ではありますが、フリーランスになろうと思っている方、すでにフリーランスの方には是非これらの独自ルールを定めてほしいと思います。

私のように病気になってからでは遅いのです。

毎日服薬が必要というのはやはり面談でも印象が良いということはありませんし、住宅ローンも通りにくくなってしまいます。

職場を気楽に変えられるのもフリーランスの特権です。特権はガンガン使っていきましょう。

フリーランスは病気になった時のリスクが大きいですが、そこをカバーしてくれるエージェントもあります。

私がお世話になっているPE-BANKITフリーランス専用保険が用意されており、病気や怪我で働けなくなった時に備えることができます。

健康な内は想像しづらいですが、実際病気になって働けなくなると一切収入がなくなるというのは恐ろしいことです。

可能な限り備えはしておきましょう。

最後に

フリーランスエンジニアとして成功するためには、需要の理解、現場での現実的な判断、そして自己成長への投資が不可欠です。

この記事が、フリーランスエンジニアの皆さんが直面する課題に対処し、持続可能なキャリアを築くための指針となることを願っています。

フリーランスフルリモート環境に興味がある方は、下記の記事をご参考ください。

  • この記事を書いた人

zuu

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