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25歳未経験でIT業界に転職した時の話
私は新卒でITとは無縁の会社に入社し、3年間勤務した後にIT業界に転職しております。
転職を決意して実行したのは25歳の時でした。
今回の記事では、当時の面接対策について振り返ってみようと思います。
私の詳しい経歴についてはこちらの記事を参照ください。
まさかの1発内定
IT業界未経験ということもあり、タフな転職活動になるだろうと予想しておりましたが、結果としては最初の1社目で内定をいただくことができました。
内定に至った理由としては、「あらゆる質問を想定していた」ことが一つ大きなファクターになりました。
あらゆる質問の想定
未経験からIT業界への転職だと、当然ですがIT業界の詳しい知識を面接で求められることはほぼありません。
質問の多くは、その人の人柄やものの考え方、IT業界に入って続けていけるかというマインドに関わるものになります。
私は面接で柔軟に対応できる人間ではなかったので、想定される質問を書き出し質問に対する回答を用意して丸暗記しておりました…
この方法の大きなデメリットは、土壇場になると細かい部分をド忘れし、思い出せずに焦りまくるというパターンに陥ることです。
もし暗記するなら、キーワードだけにしておく方が本当は無難です。
それでは、私が「想定していた質問」と「実際に聞かれた質問」、そして私が用意していた「ちょうどいい逆質問」をリストアップしておきます。
想定していた質問
- 自己紹介
- 自己PR
- 志望動機
- なぜエンジニアになろうと思ったのか
- 大学の学部・学科を選んだ理由
- 学生時代に一番力を入れたこと
- 前職ではどういう業務を行なっていたか
- 前職の会社への入社理由
- 前職の会社の退職理由
- 前職において自分はどういう人物だと認識されていたと思うか
- 友達から自分はどういう人物だと認識されていたと思うか
- 入社後の目標や実現したいこと
- どんな言語を学びたいという希望はあるか
- 前職での失敗談とそれをどう乗り越えたか
- 前職で何か達成した経験はあるか
- 仕事のやりがいを感じる瞬間
- 何か今勉強していることはあるか
「自己PRを兼ねた自己紹介をしてください。」と言われることもあるようなので、そのパターンも用意しておきましょう。
実際に聞かれた質問
- 自己紹介
- 自己PR
- 志望動機
- なぜエンジニアになろうと思ったのか
- 大学の学部・学科を選んだ理由
- 前職ではどういう業務を行なっていたか
- 前職の会社への入社理由
- 前職の会社の退職理由
- 前職において自分はどういう人物だと認識されていたと思うか
- 前職での失敗談とそれをどう乗り越えたか
- 入社後の目標や実現したいこと
- 何か今勉強していることはあるか
上記のリストからもわかるように、運が良かったのもありますが、面接で聞かれたのは全て想定していた質問のみでした。
ちょうどいい逆質問
- どのようなチーム体制で業務を行っていますか?
- 御社で活躍している方の共通点や特徴を教えてください
- 入社後のキャリアステップにはどのようなものがあるでしょうか?
私はあまり逆質問の意義を感じていないのですが、流石に何もないよりはあったほうがマシだとは思うので、当たり障りのない質問をしていました。
面接を有利に進める効果的なアピール
未経験からIT企業への転職面接において大事なのは、如何に自分が成長の可能性を秘めているかというのを面接官に伝えられるかです。
下記の2つの項目はITエンジニアとして働いていく中で重要なポイントです。面接のどこかでアピールできるように用意しておきましょう。
学習意欲
IT業界は日々進化するため、学習意欲は非常に重要な資質です。私の場合、「スッキリわかるJava入門」という参考書を購入して独学でJavaの勉強をしていました。
後付けではありますが…Javaを選んだ理由は、最初にJavaを学んでおけば他の言語を学ぶ際のハードルが低くなるという情報を目にしたからです。
安心していただきたいので言っておきますが、当時の私はこの本の内容をほとんど理解できませんでした…
とはいえ、学んでいることのアピールはしなければならないので、勉強している内容を伝える時は「カプセル化、継承、ポリモーフィズムといったオブジェクト指向について学んでいます。」と言っておきましょう。
その場合、最低限の知識は入れておいてください。
深く突っ込まれることはまずないと思いますが、突っ込まれたとしても「すみません。まだ勉強中で…」と逃げることは可能です。
コミュニケーション力
エンジニアは黙々と手を動かして作業するため、コミュニケーション力はそこまで重要ではないのでは?と考えられる方もいらっしゃるでしょう。
事実、私もそういう認識でこの世界に飛び込みました。
しかし、結論から言うとエンジニアにコミュニケーション力は必須です。
入社してすぐの頃はわからないことばかりだと思います。
そんな時、先輩社員の時間を使って問題解決をすることになるのですが、「自分が何をわかっておらず、達成したいことは何か」ということを言語化できる能力が必要です。
他にも、エンジニア界隈にはペアプロ、モブプロといった、複数人でコードを見ながら開発をするというプログラミング手法があります。
この手法は全体で同じ認識を持つためだったり、新入社員への研修的な意味合いで行われたりするのですが、共通認識を得られているか確認しながら進めていくためコミュニケーション力が非常に重要になります。
他にもコミュニケーション力が必要になるパターンは多々あります。
面接が得意な人は、会話しているだけでコミュニケーション力は伝わるかと思いますが、不安な方はコミュニケーション力にまつわるエピソードを用意するのも一つの方法かと思います。
私の場合は、コミュニケーションというか面接が苦手すぎたので、「前職での失敗談とそれをどう乗り越えたか」というエピソードにコミュニケーション力アピールになる要素を盛り込みました。
最後に
未経験からITエンジニアを目指すのであれば、私はユニゾンキャリアをお勧めしています。
転職活動をサポートしてくれるエージェントはたくさんあり、どこを選べばいいか判断基準が分からないかと思います。
プログラミング経験者であれば選択肢はいくつかありますが、未経験者が最も重視すべきポイントは「未経験者の転職に力を入れているか」どうかです。
ユニゾンキャリアは「未経験者のIT業界への転職サポート」を明言しており、「利用者様の満足度が非常に高いサービス」を全面に押し出しています。
事実、口コミに一通り目を通しても悪い印象のものは見つからず、ほとんどの方が担当営業の方と転職を成功させたことの想いや経緯を語っていました。
エージェントが優秀であれば、どうしてもストレスのかかる転職活動ですが、そのストレスを優秀な担当営業が緩和してくることも多々あります。
転職活動では複数のエージェントに頼むのがセオリーではありますが、せめて2社~3社にしておきましょう。
私が5社に仲介依頼をした時はどのエージェントでどの会社を受けたか管理できなくなり、とあるエージェントで受けた企業の面接を別のエージェントでも受けるという失態を犯してしまいました...
転職活動は、自分自身を見つめ直し、未来への一歩を踏み出す素晴らしい機会です。
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未来は自分の手で切り開くもの。皆さんの転職活動が成功し、理想のキャリアを築けることを心から願っております。
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