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フルリモートのスケジュール
フルリモートで働く私の一日を紹介したいと思います。
- 10:00 - 10:30:勤務開始。チームとの朝会で昨日の進捗と今日の予定、問題点を共有します
- 10:30 - 13:00:作業
- 13:00 - 14:00:昼休憩。この時間は自由に調整可能です
- 14:00 - 19:00:作業
- 19:00:勤務終了
コミュニケーションはSlackを中心に行い、適宜ミーティングもありますが、基本的には自分のペースで作業を進めます。
スキルとキャリアパス:将来への危機感
現時点の収入は72万円(税込)で、スキルセットはこんな感じです。
- PHP、SQL(MySQLとPostgreSQL)、JavaScript、HTML、CSS:各4年
- Laravel:3年9ヶ月
- Smarty:7ヶ月
- AWS:2年7ヶ月
- 要件定義(アシスタント):1年2ヶ月
- 基本設計(DB設計なし):2年6ヶ月
- 詳細設計:2年
- 実装:4年
- 単体テスト(PHPUnit):1年11ヶ月
- 総合テスト:2年10ヶ月
皆さんも将来的には、エンジニアとしての「寿命」について考える必要があります。一般的には35歳がターニングポイントと言われています。
この「寿命」を伸ばすためには、上流工程の経験を積むことが重要になってきます。
逆に言うと、上流工程経験があると50代でも案件に困ることがほぼなくなります。
「一生プログラマでいたい」と思う人もいるかもしれませんが、現実は甘くありません。
特に30代を過ぎると新たな案件を獲得するのが難しくなる傾向があります。私も経験の幅を広げるために、積極的に上流工程の案件を探しています。
上流案件にチャレンジしたい方には、ITコンサルがメイン事業ということで上流案件を多数保有しているTech Stockがおすすめです。
エージェントにも得意分野・不得意分野があるので、自分が挑戦したい分野に強いエージェントを選びましょう。
需要がある言語
言語の需要は日々変化しています。
現在注目されているのはPythonやGo、JavaScriptのフレームワークであるVue.jsとReact.jsです。
これらの技術は、今後の案件獲得において重要な要素になってくるでしょう。
Python
ウェブ開発、データサイエンス、人工知能、機械学習、科学計算、自動化スクリプトなど、幅広い用途で使用され、シンプルで読みやすく、そして汎用性に長けたプログラミング言語で、世界中で広く使われています。
AIの急激な発展に伴い、今後も更に需要が伸びることは間違いなく、java、javascript、phpに続いて4番目に案件の多いプログラミング言語にランクインしています。
この辺の順位は変動しやすいのでなんとも言えませんが、転職求人が多いというのは、エンジニア人生を続けていく中では極めて重要なことです。
Go
Goとは、Googleが開発した「シンプルかつ高速な処理が可能なプログラミング言語」で、有名どころで言うと「YouTube」、「メルカリ」、「ぐるなび」などのサイトで使用されています。
2019年にはエンジニアが学びたい言語ランキングには堂々の1位に入っているくらい期待されている言語です。
PHPやRubyを既に学んでいる方々に、第二言語の選択肢としておすすめします。
Vue.js / React.js
言わずと知れたjavascriptのフレームワーク2大巨頭です。
まだまだjqueryを使っている現場は山のようにありますが、最近はVue.jsやReact.jsの経験が必須となる案件が増えてきました。
保守のことも考えると、新規参画者が見てもわかりやすい構造的なjavascriptであることが好ましいことは明らかです。
今の現場で学べる環境があるのであれば、積極的に触れていくべき言語です。
フリーランスエンジニア市場
需要という観点でいうと、エンジニアの供給は足りておらず、国としてもIT人材を増やす方針を立てている状況であるため食いっぱぐれるということはあまり考えられません。
しかし、一部の人たちにとってはショッキングなご報告がございます。
フルリモート案件が減少している
新型コロナウイルスの大流行への対策として、日本全体でリモートワークが推奨され、アフターコロナでも定着するだろうと考えておりましたが、セキュリティや社内コミュニケーションの観点からリモートワークが減少しているというのが現状です。
セキュリティ対策も万全な大企業などは意外とリモートワークを継続しているようで、フルリモート案件が全くの0になるというのは今のところ無いようですが、この辺りは世の時流によって簡単にひっくり返りそうです。
常駐案件が狙い目
ここでお伝えしておきたいことは、フルリモート案件はレッドオーシャンだということです。
技術力の高い人が席を勝ち取ることになります。
逆に、常駐案件の内、高単価のものはブルーオーシャンです。
他の人の意識がフルリモートに傾いている内に、美味しい案件を確保してしまうのも賢い選択かもしれません。
週3〜5の常駐案件の取り扱いが多いエージェントは【midworks】です。midworksはフリーランスの働き方と正社員並みの保障が強みです。
- 給与保障制度(審査あり)
- 手厚い保障内容で正社員並みの安心感
- 還元率60%超え&単価公開でクリアな契約
- 常時案件数3000件以上、ご本人に合わせた働き方対応可能
- エンジニア特化キャリアコンサルタントならではの、長期的な人生の充実を見据えた総合的なアドバイス、手厚いフォロー体制
給与保証制度は他のエージェントでは中々見かけない特典で、次の案件が見つからないその間、契約単価の60%を保証してくれるというとんでもない制度です。
案件探しも、時期によっては良い案件が出てこないことは多々ありあます。
そんな中、報酬がある程度保証されているというのはすごく安心できます。
フリーランスエンジニアのリスク:学ぶべき失敗談
最後に、私の失敗談から学んだフリーランスのリスクについてお話しします。
失敗1:退場の1ヶ月前から案件探し
PE-BANKを通じて契約先に退場の意思表示をしたのが契約満了の1ヶ月前。
契約先としても1ヶ月前は急なのかもしれませんが、それよりも大きな問題は次の案件を探すのに1ヶ月しか無いということです。
多くの方の場合、案件と案件の間に空白の期間を作るのは回避したいことかと思います。
なぜなら面談時に「この空白の1ヶ月はなんですか?」というのは結構突っ込まれるからです。
先方からすれば「1ヶ月案件が見つからなかったということは、何か問題がある人なのかな?」と取られても不思議ではありません。
自分と同じようなスキルを持っている人がいて、その人に空白の期間がなければ選ばれるのは自分では無いでしょう。
教訓
退場するのであれば少なくとも2ヶ月前にはエージェントに意思表示をして、案件探しを早めに始めてもらうようにしましょう。
私は結局1ヶ月で案件が見つからず、経歴に穴を空けることになってしまいました。
失敗2:分不相応な単価設定
当時私は月額70万円(税込)で契約しており、もっと単価をあげたいなと思って現場に退場の意思表示をして次の案件を探し始めました。
現場の方に、「うちでは予算的にこれがMAXですけど、他なら80イケますよ!」と言われたのを鵜呑みにして、PE-BANKの営業担当に「次は単価80万でお願いします!」と申告したところ商談まで進む案件が全くありませんでした。
少し経って、営業担当の方から「このスキル感でこの単価は難しいかもです…」と言われて、すぐにスキルと単価が見合ってないことに気づき下方修正したのですが、あのまま意固地になっていたらと思うとゾッとします。
教訓
営業担当は敵ではありません。それまでの経験から色んなアドバイスを下さいます。
中には耳が痛くなるようなアドバイスもありますが、そこは真摯に受け止めましょう。
最後に
フリーランスエンジニアとして生き残るためには、技術の向上はもちろんのこと、市場の変化を敏感に察知し適応する姿勢が重要です。
時勢が目まぐるしく変化していく中、固定観念に縛られないよう情報のキャッチアップは忘れないようにしましょう。
フリーランスやフルリモート環境に興味がある方は、下記の記事をご参考ください。